フリマアプリ自体は珍しいものではありません。
建設現場で出た廃材を中心に扱うフリマアプリとしてスタートしたMate-Re: の開発では、まず既存のフリマアプリがなぜ現場に合わないのかを整理するところから始まりました。
目次
建設業界の取引には、一般向けサービスと違う前提がある
建材の売買は、趣味の中古品取引とは性質が異なります。
仕入れに該当するため、インボイス付きの領収書が必要になる場面があります。
また、業者向けレートでの取引や、一般利用者を前提にしないクローズドな利用設計も重要です。
この時点で、一般向けCtoCフリマとは必要条件が大きく異なります。
既存サービスは「誰でも使える」ことが強みであり、弱みでもある
一般的なフリマサービスは、幅広いユーザーが参加できることに価値があります。
一方で、建設業界から見ると、その開放性が使いにくさにもつながります。
必要なのは、誰でも見られる場ではなく、業界の人が安心して売買できる場だからです。
つまり、汎用性の高さがそのまま業界利用の不一致になっていました。
建材売買で本当に必要なのは、価格と数量と写真の伝わり方
建設現場で材料を探すときに重要なのは、出品物が綺麗に見えるような写真ではありません。
価格、数量、写真から分かる状態、この3つがまず判断材料になります。
そのため、Mate-Re: の設計では、商品を効率よく把握できる一覧性や視認性が重視されました。
業界特化は、機能を増やすことではなく前提を合わせること
業界特化型アプリというと、特殊な機能を大量に入れることを想像されがちです。
しかし実際には、必要なのは機能追加よりも、現場の前提に設計を合わせることです。
Mate-Re: においても、重要だったのは、建設業の人が違和感なく使える取引導線と情報整理でした。
実績ページでも、現場担当者が迷わず使えるフローを設計したプロジェクトとして紹介しています。
実績ページはこちら
まとめ
建設業界では、一般フリマの延長では解決できない条件があります。
Mate-Re: は、そのギャップを埋めるために生まれた建材特化アプリでした。
汎用サービスをそのまま当てるのではなく、業界の商習慣と判断軸に合わせて設計する。
それが、専門アプリの価値だと感じています。
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