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サーバーサイドレンダリング(SSR)とは?

サーバーサイドレンダリング(SSR)とは?

はじめに

「サーバーサイドレンダリングって何?」「SSRとCSRの違いは?」と疑問に思ったことはありませんか?

サーバーサイドレンダリング(SSR)とは、Webページの描画(レンダリング)をサーバー側で行い、完成したHTMLをブラウザに送信する手法です。これにより、ページの初期表示速度が向上し、SEO対策にも有効です。

この記事では、SSRの基本的な意味から仕組み、ビジネスでの活用方法までわかりやすく解説します。




サーバーサイドレンダリング(SSR)の定義

SSRとは

SSR(Server-Side Rendering)とは、Webページのレンダリング処理をサーバー側で実行する手法です。ユーザーがページにアクセスすると、サーバーが必要なデータを取得し、完成されたHTMLを生成してブラウザに返します。

従来のWebサイトはすべてサーバーサイドでHTMLを生成していましたが、SPAシングルページアプリケーション)の普及により、クライアントサイドレンダリング(CSR)が主流になりました。しかし、CSRにはSEOや初期表示速度の課題があり、SSRが再び注目されています。


SSRの主な特徴は以下のとおりです。

  • サーバー側でHTMLを生成して返す

  • 初期表示速度(FCP)が速い

  • SEOに有利

  • ソーシャルメディアでのOGP表示に対応しやすい



わかりやすい例

SSRは多くの大規模Webサービスで採用されています。

サービス

SSRの活用

Netflix

Next.jsを使ったSSRで高速な初期表示

Hulu

動画コンテンツページのSSR

ECサイト

商品ページをSSRで生成しSEO対策

ニュースサイト

記事ページをSSRで配信

たとえば、ECサイトで商品ページを検索エンジンに正しくインデックスしてもらうためには、サーバー側で完成されたHTMLを返すSSRが効果的です。CSRだけでは、検索エンジンのクローラーがページ内容を正しく取得できない場合があります。



仕組み(技術解説)

SSRの仕組みを理解するために、CSRとの違いを含めて解説します。


SSRの処理フロー

SSRでは、以下の流れでページが表示されます。

  1. ユーザーがブラウザでURLにアクセスする

  2. サーバーがリクエストを受け取る

  3. サーバーが必要なデータをAPIやDBから取得する

  4. サーバーがデータをもとにHTMLを生成する

  5. 完成したHTMLがブラウザに送信される

  6. ブラウザがHTMLを表示する(この時点でユーザーはコンテンツを閲覧できる)

  7. JavaScriptが読み込まれ、インタラクティブな操作が可能になる(ハイドレーション)


CSR(クライアントサイドレンダリング)との違い

CSRでは、サーバーからほぼ空のHTMLとJavaScriptが送信され、ブラウザ側でJavaScriptを実行してページを描画します。そのため初期表示が遅くなりがちです。SSRではサーバー側で完成されたHTMLを返すため、初期表示が速くなります。


主要なSSRフレームワーク

現在、SSRを実現する代表的なフレームワークには以下があります。

  • Next.js:Reactベースのフレームワーク。SSR、SSG(静的サイト生成)、ISR(増分静的再生成)に対応

  • Nuxt.js:Vue.jsベースのフレームワーク。SSRとSSGに対応

  • Remix:Reactベースのフルスタックフレームワーク



ビジネスでの活用

SSRは現在、さまざまなビジネスシーンで活用されています。


  • ECサイト:商品ページのSEO対策と初期表示速度の改善に活用されています

  • メディアサイト:記事コンテンツを検索エンジンに正しくインデックスさせるために利用されています

  • コーポレートサイト:企業情報やサービス紹介ページのSEO最適化に活用されています

  • Webアプリケーション:ユーザー体験を損なわず、SEOとパフォーマンスを両立するために採用されています


特にSEOが重要なサービスや、初期表示速度がコンバージョンに影響するビジネスにおいて、SSRは非常に有効な技術選択です。



関連用語

  • CSR(クライアントサイドレンダリング):ブラウザ側でJavaScriptを実行してページを描画する手法

  • SSG(静的サイト生成):ビルド時にHTMLを事前生成する手法

  • SPA(シングルページアプリケーション):単一のHTMLページで動作するWebアプリケーション

  • Next.js:ReactベースのSSR対応フレームワーク

  • ハイドレーション:SSRで返されたHTMLにJavaScriptの機能を付与するプロセス



まとめ

サーバーサイドレンダリング(SSR)とは、Webページのレンダリングをサーバー側で行い、完成したHTMLをブラウザに送信する手法です。初期表示速度の向上やSEO対策に有効で、ECサイトやメディアサイトなど多くのWebサービスで採用されています。Next.jsやNuxt.jsなどのフレームワークにより、SSRの導入が容易になっており、現代のWeb開発において重要な技術選択の一つです。



開発会社としての視点

SSRを活用したWeb開発は、SEOとユーザー体験の両立に大きく貢献します。micomia株式会社では、Next.jsやNuxt.jsを活用したSSR対応Webアプリケーションの開発を行っています。Webサイトの表示速度改善やSEO対策をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

畑井駿佑

畑井駿佑

micomia株式会社の代表取締役です。 エンジニア、プロジェクトマネージャーを経験し、2024年にUI/UXにこだわった使いやすいシステム/アプリを開発するmicomia株式会社を設立しました。

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