2026年4月20日、甲南大学 知能情報学部 知能情報学科 新田直也先生の研究室(ソフトウェア設計検証研究室)にて、2026年度の共同研究キックオフミーティングを実施しました。
新田先生と担当学生、micomiaのメンバーが出席し、今年度の研究テーマの方向性と推進体制について議論しました。
2026年度の研究テーマ
2026年度は、「ノーコード開発と形式的検証を組み合わせた、AI駆動開発プロセスの品質保証」をテーマに取り組みます。具体的には以下の観点で研究を進める予定です。
- ノーコードツールの設計:micomiaの業務フローを題材とした、実務で使えるノーコード開発ツールの在り方を検討
- RDL(Resource Dependency Logic)の応用:これまで新田研究室で研究されてきた RDL を、ソフトウェア開発プロセスに組み込む形での活用方法を検証
- MCP サーバー化の検討:RDL を MCP(Model Context Protocol)サーバーとして提供することで、AI からの呼び出しを可能にし、AI駆動開発の品質検証を実現する構想
- VaaS(Verification as a Service)の調査:テストとは異なり、操作の全組み合わせを解析して数学的に正しさを検証する新しいアプローチの下調べを行う
研究の位置付け
新田研究室ではこれまで、ソフトウェア開発プロセスの設計・検証に関する形式的手法の研究が進められてきました。本共同研究では、その研究成果を実務開発の現場にどう還元できるかという観点で、micomiaの業務フロー(要件定義・テーブル定義・実装・検証)に対する適用可能性を探っていきます。
micomiaとしても、動くソフトウェアに学術的な検証技術を組み込み、お客様にお届けするシステムの品質を一段引き上げることを目指します。
今後の進め方
2026年度は、まず RDL の MCP サーバー化と VaaS に関する下調べから着手し、段階的に micomia の開発プロセスへの組み込みを検証していきます。長期的には、ノーコード開発の品質を学術的な手法で担保する仕組みの構築を目指します。
研究の節目では、本ページおよび共同研究ページで進捗を発信してまいります。
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